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特定非営利活動法人日本高齢消化器病学会 設立趣旨書

わが国では、医学・医療の進歩・発展とあいまって急速な勢いで高齢化社会を迎えており、生活習慣病など健康問題が一般国民の生活の中の関心事として日々比重が高まっています。一方、消化器病の医学・医療の分野においては高齢者を抜きにしては考えられなくなっています。しかしながら、これまでわが国において高齢者の消化器病学への関心は必ずしも高いものではありませんでした。

高齢者では、生理的に心身のあらゆる器官の機能低下が加齢とともに起こり、その結果として免疫・感染防御機能が低下し、恒常性の維持機能も容易に破綻性を呈しやすくなると考えられ、高齢者の消化器病は、青壮年者のそれとは異なったさまざまな特徴を有しております。したがって、高齢者に対しては、若い人の延長線上で得られた知見と高齢者の生理学的な理解など、これまでとは視点を変えた特別な配慮が必須です。このような観点から、高齢者の消化器とその疾患に関して、医師・研究者・コメディカル・保健行政者などがそれぞれが専門とする領域の垣根を越えて、学術的に研究し議論を重ねる場としての学術集会の開催が非常に意義があるとの認識が年々高まってきました。その要請を受け、平成10年4月1日、代表世話人に中澤三郎(藤田保健衛生大学第2病院内科)が就き、顧問に竹本忠良(日本消化器病学会名誉会長)を迎えて日本高齢消化器医学会議が発足し、第1回日本高齢消化器医学会議を荒川泰行(日本大学医学部第3内科)会長のもとに開催しました。その後、年々会員を増やしながら活動を展開してきました。そして、平成18年1月28日に菅野健太郎(自治医科大学消化器内科)会長のもとに開催された第8回日本高齢消化器病学会を機に、日本高齢消化器病学会と改名し、さらに活動を発展させてきました。

わが国では少子高齢化が年を追うごとに顕著になり、高齢者層を対象にした消化器病の医学・医療も問題が社会的にも重要性をましつつあります。

このような高齢者を取り巻く環境を鑑み、高齢者の消化器疾患に係る医療の問題を幅広く、かつ深化させていくため、より多くの分野の人々と議論し、得られた知見・知識を広く国民の方々に還元するとともに、会員相互および関連学会等と連携して老年消化器病学の進歩発展を図り、もって人類の福祉に貢献することを目的として、これまでの日本高齢消化器病学会を発展的に解消し、ここに特定非営利活動法人日本高齢消化器病学会を発足させることにしました。

平成22年2月5日 荒川 泰行


特定非営利活動法人日本高齢消化器病学会事務局

〒102-0072
東京都千代田区飯田橋3-11-15 UEDAビル6F
株式会社クバプロ内
TEL:03-3238-1689
FAX:03-3238-1837
E-mail:日本高齢消化器病学会へのお問い合わせ


学会の概要

理事長橋信一 (杏林大学医学部第3内科)
会員数300名
機関誌「日本高齢消化器病学会誌」(年2回発行)
法人格特定非営利活動法人
学術集会年1回
認定医制度なし
NPO認証書22生都管特第130号